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イソフラボンと亜鉛

イソフラボンについてインターネットで検索しようとすると「イソフラボン 亜鉛」という検索ワードがあります。
一緒に摂ると何か得られる効果があるのでしょうか。

まず、イソフラボンは女性ホルモンを活性化するために摂るものですから、基本的に中高年の女性が必要とするものです。
しかし、最近ではアトピーやニキビを改善するために若い人も摂取していたり、悪玉コレステロールを下げたり薄毛予防のために男性が摂ったりもしています。

亜鉛は、女性よりも男性が多く摂取するものです。
亜鉛を摂取すると、男性ホルモンを作り出したり、精子を作り出したりする効果が得られるためです。
ですから、男性ホルモンの働きを活性化するために摂取するものと考えられます。

このように、イソフラボンと亜鉛は逆の効果があるものであるということが言えます。
そのため、両者と同時に摂取すると相乗効果が得られるのではなく、互いの効果を打ち消しあってしあうようにみられます。
しかし、実は両者を同時に摂取すると得られる効果が一つあります。
それは、薄毛予防の効果です。

薄毛の原因の一つに、男性ホルモンの過剰反応があります。
男性ホルモンの働きが活発すぎると髪の毛が抜けやすくなってしまうのです。
そのため、男性ホルモンの働きを抑えるために女性ホルモンとほぼ同じ成分であるイソフラボンを摂取して、抑制させるという方法があるのです。
そして、イソフラボンには血行不良を改善する効果があります。
血行不良も薄毛の原因の一つで、血行不良が起こると、頭皮や髪の毛にきちんと髪が育つための栄養が運ばれなくなってしまうのです。
ですから、血行改善されることで、育毛に必要な栄養がきちんと頭皮や髪まで運ばれて髪が育ちやすくなるのです。

また、亜鉛を摂取すると、髪の毛の主成分であるタンパク質とケラチンの合成を助けてくれます。
このように、イソフラボンと亜鉛を一緒に摂ることで、髪の毛が抜けやすくなる複数の原因へのアプローチをしてくれるのです。